節約の一環として普通車からタントカスタムターボに乗り換える方が急増している現在ですが、燃費が一番気になりますよね。
昔から軽のターボは燃費が悪いと悪評がありましたが、技術の進歩に伴い、タントカスタムターボではどうでしょうか?
今回はタントカスタムターボモデルの燃費、ノンターボモデルとの1カ月の燃料費の差、失敗しない中古車選び、さらに新車では値引きは当たり前ですが、中古車での値引きが可能か検証してみましたのでご覧ください。
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タントカスタムターボモデルの燃費は?ノンターボとどれ位違うの?
現在、タントカスタムのターボモデルは「RS」のみとなっております。
「RS」の中には「SAⅢ」、「トップエディション」、「リミテッド」とバリエーションも豊富です。
そこで、今回はタントカスタム唯一のターボ搭載モデル「RS」とベースグレードとも言える「X」との燃費比較を行い、1カ月の燃料費のシミュレーションを行ってみようと思います。
ターボ、ノンターボのカタログ値燃費比較
まず初めにカタログ値での燃費を比較してみましょう。
〇タントカスタムカタログ値燃費比較
タントカスタムRS JC08モード 26km
タントカスタムX JC08モード 28km
カタログ値ではリッター2しか差が無く燃費が悪いようには見えないと思います。
そこで、次は実燃費で比較してみましょう。
〇タントカスタム実燃費比較
タントカスタムRS 平均燃費 14.40km 燃費達成率 55.37%
タントカスタムX 平均燃費 15.35km 燃費達成率 54.72%
カタログ値ではリッター2の違いでしたが、実燃費の平均で比較するとリッター1程度の差しか無く、長年言われ続けてきたターボ特有の燃費の悪さと言うのはあまり感じれない結果となりました。
確かにターボ搭載モデルですとスピードが出やすい為、多くの燃料を消費してしまう為、燃費の悪化が伴いますが、昨今の低燃費運転の普及であまり差が無くなってきました。
次は実際の平均燃費を元に1カ月のガソリン代を算出してみましょう。
タントカスタムターボ、ノンターボ実際にシミュレーション!
上の項目では平均燃費をご紹介しましたので、この項目では実際に1カ月のガソリン代をシミュレーションしてみようと思います。
比較する条件は以下の条件とします。
・通勤として使用し、毎日往復40km
・1カ月を31日とし、出勤は22日、休日は9日とする
・休日は家族との買い物、レジャーで20kmほど移動する
・ガソリンはレギュラー、1リットル150円とする
まず、通勤する日数と距離を計算します。22日出勤で、往復40km移動しますので
22日 × 40km =880km
休日はレジャー、買い物で1日平均20km移動すると考え、日数を計算すると
9日 × 20km = 180km
1カ月の走行距離を求めると
880km + 180km = 1060km
上記のタントカスタムターボ、ノンターボの平均燃費で消費ガソリンを算出すると
タントカスタムターボ 1060 ÷ 14.40 = 約73.61
タントカスタムノンターボ 1060 ÷ 15.35 = 約69.0
各消費ガソリン量からガソリン単価をかけると
タントカスタムターボ 74.61ℓ × 150円 = 11191.5円
タントカスタムノンターボ 69.0ℓ × 150円 = 10350円
ターボ、ノンターボの1カ月のガソリン代の差額は841.5円となり、1年計算すると、差額10098円となります。
約1リッターの違いで、年間で考えると10098円もの差額が出るのは大きいと思います。
あくまでも平均での計算ですので、季節、乗り方次第では燃費はそれ以上にも、それ以下にもなりますので毎日の低燃費運転が一番大事でしょう。
タントカスタムターボ失敗しない中古車選び教えます!
新古車から、走行距離が伸びた中古車、修復歴のある車、様々な物があります。
全く同じ物は無いと言っても過言では無いほど状態、装備の内容など様々です。
そこで、これだけは押さえておきたい失敗しない中古車の選び方をご紹介しようと思います。
目利きが不安な方は修復歴ありは選ばない
修復歴とは事故を起こして、修理すると履歴が残る仕組みですが、車の骨格まで損傷する事故から、内部の損傷は無く、ボンネット、ゲートなどの交換のみと言う場合もあり目利きが必要になります。
タントカスタムターボも例外では無く、ボディーカラー、走行距離など同じくらいでも、修復歴有り、無しでは20万円ほどの差が出ますので修復歴ありの車はお買い得だと思われるでしょう。
しかし、一度中古車市場で売られると、履歴が残りますので、売却する際にも修復歴ありで査定が減額されます。
乗り潰す場合でも、外板の修復歴ならまだしも、内部骨格まで損傷している車は問題があると思われます。
保存状態にもよりますが、溶接などでパネル交換した車両は内部で錆が発生しやすく、後々表に浸食して行き、修理にはそれ以上のパネルを交換しないと治らない最悪の事態にもなりかねません。
走行距離は4万キロ未満をおススメ
新古車となると新車と変わりない金額になりますし、逆に走行距離が多い車はその分安くお買い得と思われるのではないでしょうか?
今までは車の寿命は「10年、10万km」と言われていましたが、10万km以上の車両も多く、中には20万km以上の車両などあります。
全ての車が20万km以上走れるかと言うとそうではありません。
それまでのメンテナンスが大事で、コマメなオイル交換や定期点検などを受けることで可能となります。
整備歴が残っている車両はまだ安心ですが、整備歴が残っていない車両が大半です。
整備歴が残っていなくて、10万キロオーバーと言うともはやいつエンジンに支障が来てもおかしくない状態だと言えるでしょう。
タントカスタムターボ中古車でも値引き可能なのか?どれくらいまで値引きできる?
値引き交渉は新車では当たり前となっていますが、中古車でも実際は可能です。
中古車と言えども大きな買い物ですので値引き交渉は可能です。
値引き方法、手法は新車と同じと考えて大丈夫です。
5万円値引きはすぐに対応してくれると思いますが、10万円、15万円値引きとなると指南の技が必要になりますが、中には存在しますので根気よくチャレンジしてみましょう。
また、ポータブルナビをサービスでつけてもらえたり、今主流のドライブレコーダーを値引きとして装着してくれる場合もあります。
狙い目は車体本体価格10万円前後の値引きと、ポータブルナビ、ドライブレコーダーの装着を狙いましょう。
例えナビがついている場合でも、後部座席の子供達に渡してテレビ鑑賞、車を降りてからも使用出来るタイプですと、出先でのナビの設定やテレビ鑑賞、音楽を聴いたりと多種多用に使える為、値引き交渉に入れてみてはいかがでしょうか?
タントカスタムターボ燃費、失敗しない選び方、中古車値引きまとめ
ターボ搭載モデルと、ノンターボと比較しましたが、燃費はあまり差が無く、ドライバーの運転次第でまかなえる所まで来ています。
ターボ搭載モデルが欲しいが、家族には反対されるケースも多いですが、燃費の差1リットルはカバーできる範囲ですので交渉の材料として使ってみてはいかがでしょうか?
また、中古車でも値引きは可能ですし、店長決算で20万円近い値引きを達成している事例もあり是非チャレンジしてみてください。
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