2017年12月にマイナーチェンジがされてよりルックスのキレが増したアルファード。
30系後期型と呼ばれる最新モデルは、ノーマルのままでもかなりインパクトのあるデザインとなっていますが、エアロカスタムのラインナップも充実しています。
この記事では、最新アルファード、30系後期型のカスタムエアロについて紹介していきます。
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アルファード30系後期型のエアロカスタムは大きく分けて3種類
引用:https://toyota.jp/alphard/customize/
アルファード30系後期型のエアロカスタムは、純正も含めたトヨタ系列のカスタムラインナップだけでも
- 純正
- TRD
- モデリスタ
の3種類があります。
純正エアロ
アルファードにはカタログラインナップとして、ノーマルボディの他にエアロボディが用意されています。
オプションパーツ的な位置づけで、当然ノーマルボディよりも価格は張りますが、アルファード本来のデザインの延長線上と言えるデザインで、他のエアロカスタムと比較すると落ち着いた印象にまとまっています。
TRD
TRDとは、「トヨタ・レーシング・デベロップメント」の略で、トヨタテクノクラフト株式会社というトヨタのグループ会社が保有しているブランド名です。
スポーツカーのブランドなので、エアロカスタムも走行性能やスポーティなデザインを重視したタイプになっています。
また、エアロに限らず、純粋に走行性能をアップさせるダンパーなどのカスタムパーツも取り扱っています。
モデリスタ
モデリスタは、株式会社 トヨタカスタマイジング&ディベロップメントというトヨタのグループ会社が展開しているトヨタ車のカスタムブランドです。
こちらのブランドはTRDと異なり、ドレスアップ系のカスタムを得意としています。
ミニバンのカスタム人気は、このモデリスタブランドが20系アルファード用のカスタムパーツを発売したことを発端に火が付いたといわれています。
それまでは、あまりミニバンをカスタムするという風習はなかったんですね。
高級感を重視したアルファードとモデリスタカスタムは相性がよいため、アルファードのカスタムを検討するならモデリスタカスタムは要チェックです。
アルファードをカスタムする際の考え方
引用:https://toyota.jp/alphard/customize/
車体の大きいアルファードは、カスタムパーツもその一つ一つの存在感が大きくなります。
アルファードのカスタムのポイントとしては、
- フロント
- サイド
- リヤ
- ホイール
の4か所に大きく分けて考えてみるといいでしょう。
もちろん、すべての部分についてカスタムパーツは用意されていますが、フルカスタムすると平気で+100万円くらいになってしまい、ただでさえお高いアルファードが、価格的にさらなるグレードアップを遂げてしまいますので、お財布事情を考えると、ある程度部分的なおしゃれも視野に入れたほうが賢明です。
特にカスタムの影響が大きいのは、フロントとホイール。
なのでまずはその2点をデザイン面、価格面から見ていき、そこから派生する形で、リヤやサイドのカスタムにも目を向けていくといいでしょう。
さて、ここから各エアロカスタムについて、少し詳細に見ていきましょう。
アルファード30系後期型エアロカスタム・純正
引用:https://toyota.jp/alphard/customize/
まずは、純正エアロ+純正カスタムパーツを装備したパターン。
この純正装備、フロントのエアインテークに対して横に3本入るLEDフロントガーニッシュの存在感がものすごく、TRDやモデリスタよりもインパクトが強かったりします。
純粋にかっこいいですよね。
純正のコンセプトをそのまま拡張させているため、カスタムパーツと本体の一体感も文句なしで、「これぞ、アルファード」と言わんばかりの佇まいです。
スポークが細いタイプのホイール(17インチ標準装備ホイール)も高級感を後押ししています。
フル装備すると、カスタムパーツ総額は40万8320円となります。
ただし、純正カスタムは標準装備のホイールと合わせる形でデザインがされていますので、ホイールの費用が別途かからないため、ほかのカスタムよりはお財布に優しいです。
デザインも申し分なく、アルファードをカスタムするなら間違いなく有力候補として挙がってくる選択肢になりそうですね。
アルファード30系後期型エアロカスタム・TRD
引用:https://toyota.jp/alphard/customize/trd1/
スポーティなカスタムがお好みならこちら。
TRDカスタムです。
メッキ感をあえて抑えたフロントのルックスは個性的で渋い印象を受けますが、そこがまた好印象でもありますね。
引用:https://toyota.jp/alphard/customize/trd1/
TRDのフロントスポイラー↑
リヤのカスタムについても4本出しマフラーがラインナップされており、いかにも「走りで魅せてくれそう」なルックスとなっています。
引用:https://toyota.jp/alphard/customize/trd1/
4本出しマフラー↑
おそらく、そこまで選ばれるカスタムでないので、装備していれば希少価値も生まれ、見た目以上に目立つ存在になるかもしれませんね。
気になるお値段は、セット割も活用してすべてのエアロパーツを装備した場合、総額で523,800円。
また、TRDカスタムは19インチホイール&タイヤのセットをラインナップしており、こちらの価格が444,960円(タイヤはミシュランPrimacy 3)。
合計すると968,760円!
まあ、100万円ですね。
ちなみに、TRDカスタムで特徴的なフロントスポイラーとリヤの4本出しマフラーに絞って装備した場合には、フロントスポイラーが108,000円のマフラーが226,800円で合計334,800円。
100万円とくらべればだいぶ現実的なお値段になってきます。
シブかっこいいアルファードを目指す貴兄にはこのパターンもおすすめ。
アルファード30系後期型エアロカスタム・モデリスタ
引用:https://toyota.jp/alphard/customize/modellista1/
最後に登場するのはインパクト、メッキ感ともにトヨタ系カスタム中最強のモデリスタカスタム。
メッキ特盛、もうこれ以上盛れるところはありませんよと言わんばかりのフロントマスクは、それを求めている人にはたまらなく魅力的に映ること請け合いです。
そんなモデリスタカスタムは、フロントのパーツだけでも
- フロントスポイラー
- ヘッドライトガーニッシュ
- サイドスカート
- フロントグリルカバー
- フェンダーガーニッシュ
- ミラーガーニッシュ
- シグネチャーイルミブレード
と大量のメッキパーツで構成されています。
引用:https://toyota.jp/alphard/customize/modellista1/
モデリスタフロントビュー↑
逆にちょっと距離を感じてしまう人も出てきそうなレベルのモデリスタカスタムですが、モデリスタブランドも列記としたトヨタグループ内のブランドと考えると、この流れは時代の流れと受け入れるしかないでしょう。
そう、好きな人は謳歌すればよい。
そういうことです。
そんなモデリスタをフル装備たた場合、セット価格も活用して総額506,520円。
20インチのタイヤ&ホイールを装備した場合には、合計911,520円と、TRDのフルカスタムと同様+100万円近い金額になります。
また、20インチホイールがラインナップされているところもさすがですね。
引用:https://toyota.jp/alphard/customize/modellista1/
モデリスタ20インチホイール↑
モデリスタは全体的にメッキ感がアップする仕様になっているので、部分的なカスタムをすると角度を変えたときに寂しくなりすぎるかなという懸念が若干出てきますが、お財布と相談する買い方をするなら、フロントの全部盛りが322,920円。
モデリスタの特徴ともいえる20インチホイール&タイヤを+405,000円で合計727,920円。
もはやフルカスタムとの差があまりわからない金額になってきてしまいますね…
アルファード30系後期型エアロカスタム、一番モテるのは?
引用:https://toyota.jp/alphard/
以前、著者は30系後期型アルファードのエアロカスタムについて、「どれが一番モテそうか」アンケートを取ってみたことがあります。
もったえぶらずにその時の結果を発表しますと、
1位 純正エアロ
2位 モデリスタエアロ
3位 TRDエアロ
という結果になりました。
やはり、シンプル(?)、スマート、そつがないのがモテるということみたいですね。
そして、実は一番お財布にも優しい純正エアロがモテるということで…
ちょっとやる気出ちゃいますね。(笑)
以上、今回は、アルファードの最新モデル、30系後期型のエアロカスタムについてご紹介させていただきました。
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