コンパクトでありながら、オフロード車として人気の高い軽自動車「ジムニー」。

流行にとらわれない独自性のある人気車種で、中古市場でもなかなか手に入りにくい状況にもなっています。

その人気車種「ジムニー」の中古市場相場や、大きな特徴であるカスタムについて解説していきます。

ジムニー中古価格相場について

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時代に左右されない独特のフォルムと、悪路の走破性の高さから変わらない人気を保っていることがジムニーの魅力で、軽自動車でありながら日本最高のオフロード車として海外でも同様に高い人気を持っています。

1970年に初代ジムニーが発売開始となり現在の最新型の4代目まで、発売開始からおよそ50年が経過しているにも関わらず、大きく4回のフルモデルチェンジしか行っていないため、旧型車であっても古さを感じさせないことがジムニーの大きな魅力です。

中古車市場におけるジムニーは、その人気の高さから市場に出てもすぐに買い手がついてしまうため、市場における台数が少ないことから低年式でも高値がつく車という特徴を持っています。

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最新モデルの4代目は2018年に発売開始されたばかりで、未だ納車待ちの状態が続いていることから中古市場においても新車同様の価格となっていますが、台数は極端に少ない状態であるため2代目と3代目が中古車市場の中心となっています。

2代目は1987年に発売開始されたモデルで、歴代モデルの中で最も老若男女に愛された名車です。

オフロードファンから圧倒的な支持を受けており、カスタムパーツや2代目のみの専門店も多いなど、台数が多く比較的購入しやすいことが特徴です。

しかし、年式による経年劣化は避けられないため、こまめにメンテナンスできるユーザーにおすすめです。

2代目の中古車市場の相場は60万円で、およそ20年前の車としては高額であることが分かります。

3代目は初代と2代目の無骨で角ばったイメージを払拭し丸みを帯びたデザインに一新され、新たなジムニーファンを獲得しました。

オフロード性は変わらないものの街乗りにも向いた上質感のある内装とスタイリッシュな外見が魅力です。

中古車市場における相場は90万円で、4代目発売の直前まで製造されていた3代目後期モデルは、新車価格と変わらない150万円前後が相場となっています。

ジムニーの中古車の価格相場

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ジムニーは2018年にリリースされた4代目の人気も上々ですが、だからといって先行モデルの値打ちが急激にダウンしたわけではありません。

代が登場してから軽オフロード車というジャンルの中で40年以上にわたってナンバーワンに君臨し続けてきた実績を持つ不世出の名車で、未だに根強い人気を保っているからです。

特に、軽自動車規格の改正が実施される以前に活躍していた2代目ジムニーにその傾向が顕著に見られています。

なお、その中でも特に人気が高いのが、1997年の5月にリリースされた「ハードトップXC」です。

オールアルミ製のインタークーラー付きターボエンジンを搭載しており高い走行性能を実現しているとともに、ハロゲンフォグランプや分割可倒式リヤシート、電動式パワーステアリングといった快適な装備も備えています。

既に登場から20年以上が経過しているにも関わらず、ユーザーの間では依然として変わらぬ支持を集めています。

このために、このハードトップXCの中古車の価格は状態によって大きく変動しており、5万円~204万円が現在の相場です。

ちなみに、ハードトップXCの新車時は125.6万円という価格で販売されていたので、ものによってはプレミアがついている様な状態という事になります。

一方、ジムニーの中でも不人気とされるモデルも存在しており、こちらはかなりお得な値段で購入することが可能です。

具体的には、1998年にリリースされたJB23の1~3型と1998年1月販売のJB33(ジムニーワイド)です。

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これらはいずれも中古車市場では30万~50万円で取引されているので、とにかくジムニーというブランドに魅力を感じているという人にはかなりおすすめ出来ます。

なお、これらを購入する際には、販売店が定期的にメンテナンスをしているかどうかをチェックしなければなりません。

何故なら、ジムニーJB23が搭載しているK6Aエンジンはオイル交換をきちんとしていなければトラブルを起こすリスクが高まるからです。

中古ジムニーはカスタムするのが楽しいです

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スズキのジムニーは1970年に発売されて長らく人気を誇っている自動車で、中古市場でも多く取り引きされている事が特徴です。

その人気の要因の1つとしてカスタムがしやすく、それぞれの好みに合わせて楽しめる事が挙げられています。

そんなジムニーのカスタマイズについて紹介しますので参考にしてみて下さい。

カスタムはおおよそ2つのパターンに分けられていて、外装を変えるエクステリアと内装を変えるインテリアの部分に分かれます。

エクステリアのカスタムは見た目の美しさや格好良さをアップさせて、インテリアの部分は機能性の部分や車内のイメージを充実させます。

初心者の方の場合はひとまず内装のインテリア部分をカスタムして見ると良いでしょう。

例として「フロアマット」を敷く事によってかなり車内の雰囲気が変わります。

簡単に個性を出す事が出来て、シートカバーとセットにする事で統一感も出てオシャレ度アップです。

そして、ハンドルカバーやルームミラーを好みのアイテムに変えてみるのも簡単に行えるカスタマイズ方法です。

外装のエクステリアの部分はピンからキリまで幅広く行える事ができます。

 

引用:https://pixabay.com/photos/dashboard-the-vehicle-interior-auto-2653315/

 

特にジムニーの場合はカスタムがやりやすくて、中古で購入した時にすでに何かしらのカスタマイズがされているケースもあるでしょう。

「ホイールの交換」これは外装のイメージを気軽に変える事が出来るのがメリットで、その形状や素材などはもちろんデザインや色で個性を出す事が出来ます。

「ライトやランプを変えてみる」ライトの色や明るさなどを変化させるだけでもイメージは結構変わります。

詳しい人なら自分で交換できる事もメリットですので、工賃などを抑える事も可能です。

「バンパーを変えてみる」本格的な外装のカスタムとしてパンパーの交換が挙げられます。

フロントバンパーを変える事でジムニーのイメージがガラッと変わります。

社外バンパーは色々な種類が販売されていて、その素材も様々です。

強化プラスチックやスチールなどが代表的な物ですので、好みに合わせた物を選んでジムニーのカスタムを楽しんでみて下さい。

ジムニーは中古車市場でも大人気です

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ジムニーは中古車市場でも大人気の車種となっており、なかなか良い状態のものが市場に出回る事はありません。

出た場合でもすぐに購入希望者が登場してしまい、売れてしまうと言うのが実態で、中には中古車相場に対して非常に高い値段で取引されると言うことも多い車種となっており、長い年月にわたり人気を博している車種であるのが特徴です。

その理由はジムニーが初代から、基本的なコンセプトを守り多くのファンに愛されていると言う背景があります。

軽自動車のRV車としてまだ他社がそれほど力を入れていなかった頃から将来は高い人気を誇っており、軽量なボディーの割に非常にトルクのあるエンジンと悪路での操作性に優れたシャシーは多くのマニアの心をしっかりとつかむものとなっていました。

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現代はSUVやRVが都会的に洗練されており、様々な車種が発売されていますが初代のジムニーが登場した当時はRV車は大型のものとなっており価格も非常に高額であるため、それなりの投資を行うことができる1部の人しか乗ることができないと言う実態がありましたが、ジムニーは軽自動車であるためその価格も比較的安く、また高い走行性能と軽自動車ならではの小回りの利く機動性が当時としては非常に珍しく、経済的な問題でRV車を購入することができなかったファンの心をがっちりとつかむことができたのです。

その初代のコンセプトが原稿のモデルでもしっかりと継承されており、外観は数十年経過したことで非常に洗練されたものとなっていますが初代のコンセプトは受け継がれているため非常に人気の高い車種となっています。

また中古でも現在の洗練された外観ではなく初代の非常にスパルタなイメージを求めている人も多く、あえて新型ではなく中古のジムニーを探して乗りたいと言う人も非常に多いのが特徴です。

そのため、マニアの間では1部のモデルはプレミアが付いているような状態となっており、中古車市場でも人気が高くなっている要因でもあるのです。

 
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この記事を書いた人

マーサ
定年を過ぎ時間をもて余しています。たまのドライブには湘南・鎌倉・箱根エリアを乗りまわしています。