マツダのコンパクトクロスオーバーCX-3はとてもスタイリッシュで大人気ですが実際に試乗した方の意見が気になる方も多いと思います。
今回はCX-3の試乗情報や試乗のポイントについて検証してみたいと思います。
マツダCX-3に試乗してみました
引用:https://www.webcg.net/articles/-/39419
マツダCX-3は2015年の発売から数回にわたって改良が加えられ、1.5Lクリーンディーゼルのみだったラインナップに2017年には2.0Lガソリンエンジンが加わり、さらには新型1.8Lクリーンディーゼルに改良され、充実のラインナップとなっています。
エクステリアはマツダ特有の魂動デザインが個性を引き立て躍動感の中にも際だつ上質なフォルムで魅力をさらに増した印象です。
マイナーチェンジによってフロントグリルが変更されて精悍なイメージが強調されています。
インテリアもマイナーチェンジでかなりの部分が変更されて素材の質感が見直されデミオと差別化がされたようです。
元々はデミオがベースとなっていますが価格の差があるだけに同じ意匠では不満を持つユーザーも多かったようですね。
1.8Lディーゼルエンジンはそれまでの1.5Lに比べるとトルクは変わらないですがパワーは確実に力強く改良されています。
かつてのディーゼルエンジンはエンジン音がノイジーでしたが現代ではかなり抑えられています。
引用:https://www.webcg.net/articles/-/39419
微かにディーゼルらしい音はしますが分からない方には気がつかない程度のサウンドですね。
CX-3はスペース優先ではなく、デザインのためのクルマですからユーティリティはあまり優秀ではありません。
スペースを確保するなら他にも選択肢があるように、他には変えがたい価値を求めて造られたのだそうです。
一方で弱点だった乗り心地はかなり改善されたとはいえ、まだ少し硬さが残るようです。
引用:https://www.webcg.net/articles/-/39419
ドライブ好きが選択するクルマですからステアリングを切れば反応は鋭く、思った方向にキビキビと頭を向けてくれます。
大荷物と人を乗せてレジャーに出かけるクルマではありませんが、パーソナルに使うにはこれほど適した選択はないでしょう。
ディーゼルながらレッドゾーンまでスムーズに回るエンジンは低回転でもトルクフルで扱いやすく、2.0Lガソリンエンジンは軽量を生かした鼻先の軽さが持ち味でいつまでもドライブを楽しんでいたい欲求に駆られます。
実はMTも選択でき、10%ほどは積極的に楽しんでいる模様で、現代のスポーツカー以外では珍しいですね。
マツダのSUVの中では最も小型ながら貴重な存在だといえますね。
マツダCX-3の実際の試乗評価はどう?
引用:https://www.webcg.net/articles/-/39419
ここまではマツダCX-3の試乗情報をお知らせさせて頂きました。
ここからはCX-3の試乗評価を検証していきたいと思います。
マツダCX-3選択する時はデザイン優先で広さを期待はしないと思います。
しかしながら価格が約200〜300万でディーゼルは250万付近だといったレンジは難しいところがありますね。
もう少し頑張るとCX-5に手が届くからです。
後部座席の使い勝手もよくて車格も高いという選択をしないで、あえてCX-3を選ぶのですから、やはりこのサイズ感に価値を見出しているのだと思います。
引用:https://www.webcg.net/articles/-/39419
CX-3のベースとなったデミオはコンパクトカーの範疇になりますがCX-3は価格的にも1クラス上の価値観を生みださなければいけません。
この全長でスタイリッシュなデザインにすると、どうしても室内空間が犠牲になってしまいます。
室内空間が広くないと売れにくい現代ではかなり難しい課題ですが、そこを徹底的に追求する事で今のカタチに行き着いたようです。
要するに、最初から台数ありきのクルマではなく、指名で選ばれる存在を目指すということ。
実際には同クラスでは直接的なライバルは見当たらずに個性戦略を貫く姿勢は上手くいっているのではないでしょうか。
ディーゼルエンジンの先行きが今ひとつ分からなくても、ガソリンエンジンを用意する事で、安心の道が用意してある。
装備を簡略化した価格追求するためのグレードは存在しない。
輸入車によく見られるラインナップである事が分かります。
デミオ自体がコンパクトカーの中ではインテリアの出来は国産随一だと思いますが、CX5が上にある立ち位置を上手く調整しながら上質に造られていますね。
引用:https://www.webcg.net/articles/-/39419
シートはこのクラスだと今ひとつコストがかかっていない場合が多いですがCX-3はよくできていると思います。
素材だけでなくて骨格からしっかり造られていますから無駄な疲労が積み重なることもありません。
後部座席は狭いと言ってしまえばそれまでですが最低限の空間は確保されています。
ディーゼルとガソリンの販売比率は6:4だそうで好みはほぼ2つに分かれています。
駆動方式は8割がたFFなのがこのクルマの使い方を物語っていますね。
やはり少し上にいる出来のいいCX-5が最大のライバルになってしまっているようですが、逆に言えば希少な価値を醸し出しているコンパクトなセカンドカーとしての需要に支えられているのかもしれません。
マツダCX-3にはこう乗ってみよう!試乗のポイントを紹介します
引用:https://www.webcg.net/articles/-/39419
ここまではマツダCX-3の試乗情報や試乗評価についてお知らせさせて頂きました。
ここからはCX-3の試乗のポイントについて検証してみたいと思います。
クルマを衝動買いする方も少なくないとは思いますが、やはり一度は乗っておいた方がこんなはずではなかったと後悔しなくてすむと思います。
試乗のポイントは複数ありますが、短い時間で要点を押さえれば有意義な物になるでしょう。
運転席にすわったらポジションの確認をしてみます。
引用:https://www.webcg.net/articles/-/39419
シートを合わせてみて自分に合った姿勢が取れるかステアリングの位置も一緒に確認してみます。
身体の大きさによってはシートのフィッティングの幅が狭くて視認性が良くない場合もあります。
CX-3の様なクロスオーバーではシートの座り心地やドアを開けての乗り降り性もみておきましょう。
インテリアの質感もカタログでは分かりにくい部分ですし、スイッチ類の操作感は実物でないと確認できません。
座席に座っての後方視認性は忘れずにみておきましょう。
エクステリアもカタログとは違う部分が見て取れます。
引用:https://www.webcg.net/articles/-/39419
特にカラーリングは実物をよく見て太陽光の下で艶感やメタリックの光り方も確認しておくべきです。
いざエンジンをかけて乗り出すとワクワク感であっという間に終了してしまいます。
エンジン音の大きさや聞こえ方、アクセルを踏んだ時の反応や巡航速度の風切り音なども重要ですね。
見落としがちなのがATの感触です。
CX-3に限らず車種によってはプログラムが学習式になっていますから、タイミングが異なる時もありますから感触をみておきましょう。
試乗中であってもわからない事があれば遠慮なくセールスに質問しておきましょう。
特にエマージェンシーブレーキやマツダコネクトなどの独特の機構は分かりにくいので聞いておいた方が理解しやすいですね。
できれば試乗に出かける時はご家族も一緒に乗ってもらった方が良いでしょう。
座席の広さや乗り心地の確認ができるからです。
引用:https://www.webcg.net/articles/-/39419
女性ならでの視点も大切で、トランクルームなどの広さやシートアレンジのしやすさは一緒に確認してもらいましょう。
どちらかがどうしてもそのクルマを気に入ってしまう事もありますからバランスもよく考慮する事が重要ではないでしょうか。
試乗は第一印象でかなり決まってしまいます。
乗り込んでアクセルを踏めば相性が合うか合わないか分かるもの。
だからこそ乗り込む前に確認できる事は項目は沢山ありますがよく見ておく事が重要だと言えそうです。