2018年8月に日本復帰を果たした新型CR-V!
国内復帰に先立ち、様々な情報が流れていましたね!
その中の1つとして話題にあがっていたのが3列シートモデル。
ミニバンに代わる車としてミドルサイズSUVのトレンドになりつつある3列シートモデルですが、ライバル車の3列目シートは広さに難があるとよく聞きます!
新型CR-Vの3列目シートはどうなのでしょうか?
調べてみましょう!
Contents
新型CR-Vの3列目シートの広さは?
日本復帰した新型CR-Vですが、今回、フルモデルチェンジ後の5代目CR-Vを日本仕様にアレンジしたモデルが国内で発売され、3列シートモデルが登場しています。
この3列シートモデルですが、選択できるグレードはライバル車と同様にガソリン車のみとなっており、ハイブリッド車には3列シートモデルは存在しません。
おそらく、ハイブリッドシステムに必要なモーターを設置する為、3列目シートのスペースが足りない為だと思われます。
さて、新型CR-Vに登場した3列シートモデル!
冒頭で述べたようにその広さはどの程度なのか見ていきましょう!
先ほどもお話ししましたが、ミニバンの代用となる車として最近注目を集めているのがミドルサイズSUVの3列シートモデル。
しかし、従来の車では3列目シートの広さは思った程大きくはなく、使い勝手はやや悪いという結果になっていました。
では新型CR-Vの3列目シートの広さはどの程度なのでしょうか?
実際に女性が3列目シートに乗って、広さを伝えている画像がありました。
この写真に写っている女性はモータージャーナリストのまるも亜希子さんという方で、身長163㎝と女性としては少し身長が高い方となっています。
新型CR-Vの2列目シートには150㎜のスライド機能が付いており、3列目シートのリクライニング機能と併用する事で、190cmの人でも座る事が可能と言われているようですが、写真を見る限りだとかなり窮屈そうに感じます。
天井との間に少し余裕があり、頭がぶつかる事は無さそうですが、それでも長時間使用するには無理がありそうですね。
3列目シートを長時間使用する事が可能なのは小さなお子様くらいになっていそうです。
3列目シートへのアクセスは?
新型CR-Vの3列目シートへのアクセスにはホンダの工夫があり、2列目シート全体を前に倒し跳ね上げる事で出来たスペースから乗り込む事になります。
ライバル車であるエクストレイルは2列目シートを倒して3列目へアクセスする方法でしたね。
しかし、この方法では入口がかなり狭く、アクセスはかなり面倒でした。
対して、新型CR-Vはこの工夫により、エクストレイルと比較すると3列目シートへのアクセスが容易になりそうです。
しかし、車の情報雑誌には、アクセス時には天井が気になる上に、腰を大きく曲げる必要があると記載されています。
その為、列目へのアクセスは年配の方にはやや重労働になると想像できます。
エクストレイルと比較するとアクセスは楽になっているようですが、人によってはまだまだアクセスは困難となりそうです。
ライバル車と比較すると?
では、次にライバル車と3列目シートについて比較してみましょう!
ミドルサイズSUVで3列目シートが存在する車といえば、アウトランダーとエクストレイル。
2台とも新型CR-Vのライバル車となる車です。
では、各車の3列目シートの大きさについて見ていきましょう!
新型CR-V
新型CR-Vの3列目シートの大きさは先ほど述べたように身長163㎝の女性でも長時間の仕様は困難であり、長い時間乗っている事が可能となっているのは小さな子供位です。
その為、3列目シートは緊急用に使用する程度に考えて丁度良さそうです。
エクストレイル
エクストレイルの3列目シートも緊急用に使用する程度に考えるのが丁度いいとよく聞きます!
その言葉通り、エクストレイルの3列目シートはかなり狭いようで、特に足元のスペースは制限されるとの事です。
新型CR-V同様に、2列目シートにスライド機能があるそうなのですが、それでも長身の人が座った場合はピッタリハマって動けなくなる事態も考えられるそうです。
そう考えると、身長190㎝の人でも座れると言われている新型CR-Vの方が3列目シートの使い勝手は良いのかと思いましたが、成人が長時間使用するには2台とも厳しいという点から考えると両車ともに広さに関しては大きな差は無いと考えても良さそうです。
アウトランダー
SUV車の3列シートモデルのはしりと言われているアウトランダー。
こちらも足元空間が狭く、成人男性が2列目と3列目シートを使った場合、2列目シートをスライドさせ、詰めて座ったとしても、3列目シートはかなり窮屈となっています。
また、床と座面の間隔が乏しい為、3列目に成人男性が座ると、膝が大きく持ち上がったいわゆる体育座りの体勢になってしまうとの事です。
さらに、頭上の空間も乏しい設計となっており、頭部が天井に接してしまいそうになるようです。
もちろん、人の体形によってはここまで極端な事は起こらないと思いますが、やはりアウトランダーの3列目シートも成人が長時間使用するのには向いていないようで、他の2台と同様に、長い間座っていられるのは小さい子供くらいとなりそうですね。
この様に考えると、大きさに多少の誤差はありますが、どの3列目シートも成人が長時間使用するには厳しく、長い間使えるのは子供くらいとなっており、使い勝手に差はないと思われます。
どの車も3列シートは緊急用くらいに思っておくのが丁度良さそうです。
新型CR-Vの3列目シートについてまとめると?
今回は新型CR-Vの3列目シートについて考えてみました!
現在、ミドルサイズSUVの流行りとなっている3列シートモデルですが、新型CR-Vにもこのモデルがラインナップされました。
ただし、3列シートの大きさはエクストレイルやアウトランダー等と大きく変わらず、緊急用に使用すると考えるのが丁度よさそうで、長時間使用できるのは小さな子供くらいになりそうですね。
使い勝手はライバル車と大きく変わりませんが、アクセスには工夫がされており、2列目シート全体を前に倒し、跳ね上げる事で出来たスペースから乗り込む事になります。
エクストレイルのアクセス方法と比較した場合、この方法だとかなり楽に3列目シートにアクセス出来るのではないでしょうか?
ただし、この方法を用いても、天井が気になる上に、腰を大きく曲げる必要があるので、子供や若者には問題ありませんが、年配の方には厳しく、やや重労働になってしまいそうに感じます。
3列目シートモデルの存在が大きく注目されていた新型CR-Vですが、3列目シートの使い勝手は従来のミドルサイズSUVと大きく変わらないのではなさそうですね。
その為、3列シートモデルの購入は、小さいなお子さんがいらっしゃる家庭に適していると思われます。
しかし、その他の家庭にはファミリーカーとして使用するには不向きとなっているのでは?と感じました。
ミドルサイズSUVの3列目シートモデルの使い勝手にはまだまだクリアする課題が多そうです。