フルモデルチェンジして新発売されたホンダの新型CR-Vの内装・インテリアは、どのようになっているのでしょうか?
どんな装備や機能が備わっているのか気になりますね。
今回は、新型CR-Vの内装について解説していきます。
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新型CR-Vの内装を解説!
引用:https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/interior/design/
新型CR-Vの内装カラーは全部で3タイプです。
ベースグレードのファブリック素材のブラック、上級グレードの本革シート(ブラック)or本皮シート(ブラウン)です。
ブラック・ファブリックシート
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ベースグレーのシートはファブリック素材を使用。
厚みがあり座り心地はしっとりしていて、安心感があります。
通気性が良いので蒸れにくいのもポイント。
耐久性も優れているので、長く乗り続けてもヘタれにくいです。
しかも、スポーティーさを全面に押し出しており、力強いエクステリアとの相性も抜群です。
本革シート・ブラック
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上質な本革とブラックを使用した内装は、高級感たっぷりな仕上がりです。
所有する歓びを得られること間違いなし。
ブラックで統一したインテリアにブラウンのウッドパネルが絶妙なアクセントとなっているのもポイントです。
これが、より高級感を引き立ててくれます。
本革シートは座り心地が良いだけでなく滑りにくいので、体にしっかりとフィットしてくれます。
本革シートブラウン
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本革に明るいブラウンカラーを使用した内装は、車内の雰囲気が明るくおしゃれな雰囲気を味わうことができます。
シートは肉厚なので長時間ドライブでも疲れにくく、運転席と助手席にはシートヒーターが標準装備されているので、寒い日でも快適です。
3列シート7人乗りモデル設定
引用:https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/interior/cabin/
新型CR-Vのガソリン車は、「2列シート・5人乗り」に加えて、「3列シート・7人乗り」の設定があります。
大人数で移動したい場合や、家族が多い方には、うれしい設定ですね。
少し気になるのが、2列シートモデルとボディサイズは同じという点です。
サイズが同じだと、3列目の居住性の面で少し不安が残りますよね。
しかし、7人乗りモデルは2列目シートを前後に約150mmスライド調整することが可能です。
体型に合わせてシート位置を設定すれば、3列目も窮屈に感じることなく座れるでしょう。
ちなみに、ハイブリッド車には7人乗りの設定はありません。
現状では、ハイブリッドシステムを収めるスペースが必要なため、ガソリン車にしか設定できないようです。
実用性重視のコックピット
引用:https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/performance/active-safety/
シンプル設計
新型CR-Vのコックピットは、デザインを極力シンプルに仕上げています。
気温、速度、走行情報もクリアに表示されています。
誰がCR-Vに乗っても使いこなせるような工夫が施されており、ドライバーの運転をサポートしてくれます。
エアコン調整やシートベンチレーションなどのボタンを少なめに設定し、各機能をわかりやすく感覚的に操作できるようになっています。
シンプルデザインで運転中でも使いやすく、ドライバーに優しい作りになっています。
CR-Vハイブリッドのシフトレバー
新型CR-Vでは、ガソリン車とハイブリッド車によって、シフトレバーに違いがあります。
ガソリン車は一般的なシフトレバー式を採用しています。
シフトレバー隣には、電動式のパーキングブレーキとオートブレーキホールドスイッチを用意しています。
引用:https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/equipment/equipment/
一方、ハイブリッド車はスイッチ式のシフトレバーを採用しています。
スイッチ式シフトレバーを採用している車はまだまだ少なく、ホンダではアコードやレジェンドがスイッチ式シフトレバーとなっています。
気になるのは、その使い勝手ですよね。
実際に試乗したユーザーの口コミでは、「使いやすい」「操作性が良い」といった意見が多いです。
各スイッチは独立しており、ドライブはプッシュ式、リバースはプルレバーなど操作性が異なるのでわかりやすいです。
スイッチ式にしたことでインパネ周りがスッキリし、先進性のあるインテリアになっている気がしますね。
ハンドルは本皮巻きで高級感と上質感あり
引用:https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/equipment/equipment/
新型CR-Vのハンドルは本皮巻き仕様です。
本皮巻きのハンドルは見た目がよく、高級感と上質感が溢れていますね。
後部座席は広くて快適
引用:https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/interior/cabin/
座り心地
新型CR-Vの後部座席は柔らかめのクッションで、前席シートに劣らない座り心地です。
また、座面が広いのでゆったりと座れます。
リクライニング機能も装備されているので、大柄な人が座っても快適に過ごせる作りです。
リクライニング機能があれば、自分好みの角度に調整できるので嬉しいですよね。
新型CRVの後部座席は足元の空間がかなり広いと好評です。
175cm程度の大人が座って、足元は握りこぶし3個入るぐらいの広さです。
新型CR-Vのシートアレンジ
引用:https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/interior/utility/
新型CR-Vには、5人乗りと7人乗りの2タイプあります。
ここで気になるのが、それぞれのシートアレンジです。
乗車可能人数が違えば、やはりシートアレンジも違ってくるはずよね。
ここでは、新型CR-Vのシートアレンジについて見ていきましょう。
5人乗りシートアレンジ
引用:https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/interior/utility/
5人乗りモデルの後部座席は、6対4分割方式を採用しています。
運転席側を倒した状態で、後部座席には2人座ることができます。
後部座席はフルフラットに近い形状になるので、長尺物を積む場合も最適なシートアレンジです。
後部座席シートを収納するには、荷室の左右に設置されたレバーを使用します。
荷室からでも簡単にシートアレンジができるのはありがたいですね。
後部座席すべてを倒すと、ラゲッジスペースにはたくさん積むことができるシートアレンジ2人乗りモードになります。
奥行きは1,800mm以上になるので、荷物の積載だけでなく車中泊するときも重宝します。
7人乗りシートアレンジ
引用:https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/interior/cabin/
7人乗りモデルは、3列目シートの片側を倒すと6人乗車できるシートアレンジです。
3列目シートをすべて倒すと5人乗車のシートアレンジになります。
5人乗りモデルとほぼ同じの荷室を確保できます。
上段にラゲッジボードを設置すれば、段差を解消できるので便利ですよ。
3列目と2列目それぞれ片側を倒せば長尺物を乗せたまま5人乗車というシートアレンジも可能です。
新型CR-Vの室内サイズ
最後に、新型CR-Vの室内サイズを見てみましょう。
室内サイズリスト
室内長(mm) | 5人乗り:1,970
7人乗り:2,520 |
室内幅(mm) | 5人乗り:1,550
7人乗り:1,520 |
室内高(mm) | 1,230 |
5人乗りと7人乗りでは室内サイズが異なります。
7人乗りのほうが室内長は長いですが、逆に室内幅は狭くなっていますね。
旧型CR-Vとの比較
旧型CR-Vと比較して室内サイズはどのように変わったのか比較してみましょう。
室内長(旧型) | 2,125mm |
室内幅(旧型 | 1,540mm |
室内高(旧型) | 1,215mm |
(旧型CR-Vは5人乗りモデルのみです。)
室内長に関しては、旧型よりも55mmも短くなっています。
室内幅は10mm程ですが新型CR-Vのほうが広くなっています。
室内高も新型CR-Vのほうが15mmほど高くなっています。
ライバル車との比較
ライバル車の日産エクストレイル、スバルフォレスターとも室内サイズを比較してみましょう。
CRV | エクストレイル | フォレスター | |
室内長(mm) | 5人乗り:
1970 7人乗り: 2,520 |
5人:
2,005 7人: 2,555 |
2,110 |
室内幅(mm) | 5人乗り:
1,550 7人乗り: 1,520 |
5人:
1,535 7人: 1,535 |
1,545 |
室内高(mm) | 1,230 | 1,270 | 1,270 |
まず、室内長ですが、同じ5人乗りモデルでも新型CR-Vのほうが短いです。
エクストレイルとは35mm、フォレスターとは40mmも差がありますね。
次に、室内幅です。
室内幅に関しては、新型CR-Vのほうが、わずかに広くなっています。
最後に、室内高です。
新型CR-Vは、エクストレイル・フォレスターに比べて40mmも低いです。
それだけ天井との距離が近くなっているということですから、やや圧迫感を感じるかもしれません。
新型CR-Vの内装まとめ
新型CR-Vの内装についてまとめました。
新型CRVの内装は、比較的シンプルに作られており、無駄がなく旧型よりも操作性が向上しています。
全体のイメージとしては、高級感があふれる作りになっています。
シートも、高級感があり、座り心地が良くなっています。
気になる後部座席についても、大人が乗ってもゆったりと座れるサイズです。
ただし、7人乗りモデルだと若干狭くなりますので注意しておきたいところですね。