最上級ミニバンとして人気のトヨタ アルファードの2列目、3列目シートの快適性や使い勝手の秘密に迫り、その魅力を詳しく解説します。
今や高級車=セダンという図式は通用せず、広々とした室内空間と快適な乗り心地を提供することでミニバンの概念さえ覆してしまったアルファードはドライバーだけではなく乗員も快適に移動可能な車です。
引用:https://toyota.jp/alphard/exterior/?padid=ag341_from_alphard_navi_exterior
トヨタ アルファードの2列目シートの快適性について
引用:https://toyota.jp/alphard/interior/?padid=ag341_from_alphard_navi_interior
昨今の自動車業界は、SUVやミニバンのカテゴリーが全盛となっています。
それは、室内空間が大きく確保されることによって、多くの人が乗車することができ、大きな荷物を載せることが可能だからです。
その利便性の高さ故に、高い人気を博しています。
その中でも、特にミニバンは長く人気を獲得している車種で、自動車メーカー各社が熾烈な開発競争をしています。
人気のミニバンにおいて特に人気が高い車種が、トヨタ自動車が製造、販売しているアルファードです。
ラグジュアリーなミニバンという新しいスタイルを提唱し、発売と同時に瞬く間に高い支持を獲得しました。
それ故に、メーカーサイドとしましても、開発に特に力を入れている車種と言えます。
アルファードは、室内空間にその魅力を感じ取ることができます。
外観もラグジュアリーなものですが、室内空間も高級感があり、正当なラグジュアリー路線を突き進んでいます。
室内空間は広く確保されており、小さな子供であれば、立って歩くことが出来るほどの天井高さが確保されています。
引用:https://toyota.jp/alphard/interior/space/?padid=ag341_from_alphard_comfort_topnavi_space
ラグジュアリーな自動車といえば、後部座席の快適性が重要視されます。
アルファードもその点に関しましてはしっかりと着目しており、2列目シートの居住性は非常に高いものとなっています。
まず、大人が着席した状態で足元に十分な余裕があります。
これは、室内長を長くすることで、各シートのスペースを確保しているのです。
運転席や助手席に乗車する人が大柄でシートポジションが後方になっても、2列目シートの足元スペースは十分に確保されます。
そして、シートの横幅もゆったりとしています。
大柄な人が乗車しても、十分快適に着席することができるスペースがあります。
さらに、リクライニングもできますので、長距離のドライブでも疲れることはありません。
このリクライニング機能は快適性を向上させる上では欠かせないものと言えるでしょう。
また、グレードによってはオットマンが付属します。
電動でオットマンが持ち上がり、そこに足を乗せることが出来るのです。
この快適性の高さから、もはや自動車というよりは、移動するラウンジと呼ぶに相応しいと言えるでしょう。
このように、アルファードの2列目シートは快適性を重視したものとなっています。
セダンなどでは味わうことのできない快適性を実感することが出来る贅沢な自動車なのです。
運転席や助手席、3列目シートの居住性も高いですが、やはり2列目シートが最も快適なシートと言えるでしょう。
アルファードの内装と3列目シートの使い勝手
引用:https://toyota.jp/alphard/interior/comfort/?padid=ag341_from_alphard_interior_topnavi_comfort
アルファードは大型LLクラスのミニバン型高級乗用車ですが、人気車種ですのでオプション品が充実しています。
運転面での性能や車のデザインはドライバー側の満足度を決定づけるものですが、後列シートの座り心地は同乗者が快適に車に乗るのに欠かせません。
アルファードの後列シートの完成度は高く、ユーザーの評価も良いです。
3列目シートを使う事で多人数でも車に搭乗する事ができ、移動する時にも快適に過ごす事が出来ます。
シートの特徴は、広々としたスペースが確保されており、ホールド感が他の車と比較して良いという事です。
ホールド感が良ければ、長時間車に乗っていても窮屈に感じたり、背中やお尻が座って疲れたり、痛くなったりするという事が減ります。
その為、シートの座り心地やホールド感は同乗者にとって大切です。
アルファードの3列目シートは普段折り畳めるようになっています。
左右に折り畳む事で、収納スペースを作る事ができ、3列目を使う必要が無い場合には、シートを収納しておけば、荷物をたくさん積むのに役立ちます。
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3列目のシートは、2人が搭乗出来る作りになっており、ゆったりとしたタイプですので、車に乗っている最中はリラックスする事が出来ます。
2列目のシートをスライドさせる事で780mmの開口幅が生まれますので、3列目シートへの乗り降りがスムーズになります。
ステップ高が350mm、フロア高が450mmになっていますので少し高めですが、ステップ幅は180mmが確保され、アシストグリップがありますので、乗り降りがし易い工夫が随所に施されています。
安全面では、7つのエアバッグシステムが搭載されていますので、運転席や助手席や2列目シートだけでなく、3列目シートにも装備されている事でもしも事故に遭遇した時に命を守ってくれる事になるでしょう。
アルファードはミニバンですので、多人数の移動や荷物の運搬に優れている車です。
外装や内装では純正オプションを導入する事でラグジュアリー感を引き出す事が出来ますし、シートに関しても車の購入時に変更を行えば、より一層格好良さを引き出せます。
内装の変更としてはルームライトを換装したり、カーオーディオを導入したり、リアエアコンを導入したりというように様々な方向から変更を加える事が出来ます。
シートのデザインと合わせて内装を変化させる事で、アルファードは一層魅力的な車に仕上がっていく事になるでしょう。
アルファードの乗り心地はミニバン最高レベル!
引用:https://toyota.jp/alphard/exterior/?padid=ag341_from_alphard_navi_exterior
アルファードの乗り心地はミニバンの中では最高レベルといえます。
セダンタイプの高級車にも負けない快適性を実現して乗り心地の良さを提供しています。
実際にアルファードに試乗をしてみれば、その乗り心地の良さが実感できるはずです。
エントリーグレードとなる2.5Xではシートはファブリック生地でしたが、2列目を除いたシート形状は上級グレードと同様となっていました。
実際に座ってみるとしっかりと包み込まれるような、ファブリック生地特有の快適な座り心地を感じます。
アルカンターラや革シートとは肌触りが異なりますが、普段使いであれば特に問題はないはずです。
色合いはベージュカラーでくすんだような印象が強く、見た目の高級感はあまり感じませんでした。
一方でシートの表面が柔らかくシートクッションもたっぷりと入っているため、座り心地は柔らかくて良好です。
ひじ掛けの大きさも必要十分で、運転の際に不満を感じることはありませんでした。
アルファードには7人乗りのタイプと8人乗りのタイプがあり、それぞれで3列目シートの作りが異なっています。
7人乗りのタイプの方がゆったりとして座り心地が良いため、3列目シートを利用する機会が多い人には7人乗りのタイプをおすすめします。
一方で普段3列目シートを利用する機会が少ない人には、いざという場合に大人数の乗車が可能となる8人乗りのタイプがおすすめです。
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街乗りでのアルファードの乗り心地は、とても快適です。
歩道や踏切などの段差を乗り越える際には、サスペンションがしっかりと衝撃を吸収していることが感じられます。
実際に大きな踏切を通過して線路を何本も乗り越えると、そのたびにカタカタとリズミカルに振動が吸収されていることがわかります。
いわゆる突き上げ感が少なく、段差を乗り越えた後にフワフワすることなく振動がスムーズに吸収されるのです。
これはダンパーのセッティングが非常にうまくいっていることが理由となっています。
コストをかけたダブルウイッシュボーン方式のサスペンションが採用され、アーム類とボディをつなぐブッシュのセッティングをしっかりと煮詰めた結果だといえるでしょう。
街中の一般道路を通常速度となる時速50キロから60キロ程度で走ってみると、段差やうねりや轍などの不快なショックがなくマイルドな乗り心地となっています。
マイルドといっても不必要にフラフラすることはなくしっかりと安定していますし、エンジンやサスペンションなどのノイズが室内に伝わることのない静粛性を実現していますので、安心してリラックスして運転できるはずです。